台湾の大学に在学中の日本人大学生が交換留学で来たスペインで感じた言語吸収力の違い
Hola!
梅雨はいかがお過ごしですか?
わたしは今スペインの大学で初等教育を学んでいます。
初のヨーロッパでの生活!
景色が違いすぎてしばらく観光客気分でした^^
今回はちょっと真面目に、私が感じたスペインと日本の外国語吸収力の違いについて考えていこうかなと思ってます。
まずどうしてこのことについて書きたいなって思ったかっていうと、今まで日本で言語学習が得意って自負してた私、なんとスペインで周りに比べて自分の言語レベルの低さにショックを受け挫折しそうになったからです。すごくネガティブな気持ちになりながらもほんっっと悔しすぎて、なんでみんなこんなに出来るんだろうって考えてて私のある考察が生まれたので、もうすでに散々言われてるかもしれないけど私の住んでる街Murciaと出身地の福岡の環境面に特化して書いてみます。
私の考察は、
「日本よりもスペインは多国籍国家であるというところ」
「日本語は似ている言語が少ないところ」
スペインに住んでて思うんですけど、国民が多国籍すぎる!!!
日本(私の地元)では基本的に日本語を話す人が9割の世界だったから外国人ってすごく珍しかったんですよね。私も父親が日本人じゃないからいわゆる日本人の見た目じゃなくてすごく珍しがられてました笑私のように海外のルーツが半分入ってるってだけでも珍しいんです。
一方スペインでは、陸続きだからなのか?アフリカ大陸が近いからなのか?EU加盟国だからなのか?いろんなルーツがある人がいることが当たり前。お店とかでは基本的にスペイン語を使うけど、街を歩けば親子でフランス語、イタリア語、ロシア語、アラビア語?とか本当は何語なのかってのは私には判別できないけどとっても多いんです。観光客ではなくてすんでる人。(もちろん観光客の人もたまにいらっしゃいます。)
ココが大きな違いだと思うんです。
幼少期から街でいろんな言語を聞くことや外での言語と家での言語があったりでいろんな言語を耳で触れる機会が日本よりも多いからこそ、ちゃんと勉強し始めたときの会話の能力の上達が早くなるのではないのかって思います。
あと、日本語は似てる言語が少なすぎる!!
スペイン語でいうとインドヨーロッパ祖語(印欧祖語)というものが語族であり言語の起源だからほかの言語と発音は違えど似てる単語がたくさんあるわけです。
例えば文化という単語を英語とスペイン語で比べてみると、英語はcultureスペイン語にするとculturaのようなかんじです。
日本語の語族は日本語(ウラルアルタイ語族の諸説もあり)で言語の仲間が少ないうえにあまり起源が明確に分かっていないんですよね。だからこそ日本語話者にとって外国語学習って難しいし外国語話者にとっても日本語って難しいと思います。
だから、外国語学習してる人全員褒められていいと思います。というか褒めて!!笑
あと、日本語を勉強してる外国人の方に優しくしてあげてください。
私はみんなより言語ができないことがすっごい悔しいけどその悔しさをばねにして言語学習をもう少しスペインですこぶる頑張ります!きっとスペインに来たばかりのときの私よりはレベルアップしてるはず!では、また大学生活をお知らせします(^^)
まとめからわからなくなったのでこれで終わります!
しーゆー